2023年7月15日。
日頃よりお世話になってる新生実業(神戸)の会長様との懇談の折に玉葱の話が話題となり、
「玉葱の神様は居られないのだろうか?」と会長が一言。
同席されてた大阪の社長がすかさずネット検索、
「南あわじに玉葱神社あります」
「野菜の神社、あるんですね・・・(@_@;)」
話は盛り上がり
「会社の敷地にも玉葱神社、作ったらどうだ?」
「えっ? 作るの?」
「仕事がら玉葱も使ってるし、その感謝の気持ちと、日頃使っている野菜の供養にもなるから悪い事じゃない」
と、そのお言葉で行動に火が付き同月25日、
淡路島の亀岡八幡宮の敷地内にある玉葱神社へ。
たどり着いて参拝をしてみると、2023年はタマネギが淡路島に伝来して100年目、神社が建立されてから70年目という、びっくりな節目だった。
いいなぁ、野菜卸を生業にしてるウチにも来てくれないかな。こんな年に来ることができたのは、もう運命だね!
当日は亀岡神社の前川宮司さんにお時間を頂き、「日本で唯一の玉葱神社をお祭りしたい」と、熱く熱弁。
前例がないこともあり宮司さんも困っていたのだが、亀岡神社の総代さんが話を聞きつけ駆けつけて頂き、私の思いを熱弁。で一言、
「悪い事じゃない、いいのでは!」
そうと決まれば話は早い! さっそく佐世保に帰ってお迎えする準備に取りかかる事に。
まずはお祭りする場所決めだが・・・。
神戸の会長様に場所の指示を頂き、決まった所を写真にとったら、なんと不思議な写真がっ!
「えっ、神様、下見に来てくれた!?」
「完璧に、ココしかないよね!」
それから整地するために様々な業者さんのお力添えをいただいて、やっと10月15日より基礎工事開始。
同月23日に、再び淡路島へ。待ちに待った「玉葱神社の御霊分け祭」を、夜の10時より、私、寺川君(新生実業)、亀岡神社の総代さん3名にも参列をお願いし、恙なく御霊分けをしていただいた。
10月のうちに基礎工事は完成。
建屋の場所は十分だが参道が狭いので、社員と2人で拡張工事に精を出す。
11月より建屋の中に収めるお社の土台を設置、26日に建屋完成!
御霊を収めるお社の設置も終わり、
12月7日、早岐の住吉神社の堤宮司さんにお願いをし快く御霊の魂入れのお祭りをして頂いた。
「ん?神社なのに何か足りないよね?」
「燈籠?」「狛犬?」「・・・鳥居!?」
という事で、鳥居設置をする事に。・・・って、
えっ?それドコに頼めばいいの!?
なかなか鳥居を製造して頂く業者さんも無く、住吉神社の宮司さんへ問い合わせした所、ほんの隣の町に一軒「鴨川建設」さんを紹介して頂き、快く対応して頂きました。
また、鳥居設置にあたり基礎工事を「古里建築」さんにお願いし、100年経っても壊れない立派な基礎を作って頂き2月4日完成。
2024年2月9日、鳥居設置完了、
13日社員2人で参道を作り整地をし、・・・ついに!
全国、いや世界で初めての
「玉葱神社の分社」が建立されたのだった!
感無量 ヽ(*´∇`*)ノ